各種ニキシー管の点灯チェックに——チューブソケットを交換できるニキシー管テスターキット「Nixie Tube Tester」
2018/05/08 16:30
ニキシー管の点灯チェックができるテスターキット「Nixie Tube Tester」がIndiegogoに登場し、出資を募っている。
Nixie Tube Testerは、15種類のチューブソケットと1種類のドライバーIC用ソケットを用意し、様々なタイプのニキシー管やドライバーICをチェックできる組み立てテスターキットだ。
ソケットNo1~15は15種類のチューブソケットに対応し、No16はニキシー管「IN12」を使ったドライバーICのテストが可能。テスター本体にはオン/オフスイッチ、FREQUENCY(周波数)、VOLTAGE(電圧)ボリューム、電源オンLEDを搭載する。入力電圧は12V1ADCで、ニキシー管用の出力は140~200V/1~10Hzで可変できる。
テスターにはレーザーカット/刻印加工したカバー(ブラック/レッド/ブルー)が、ソケットにはアクリルカバーが付属する。カバーを付けたテスターのサイズは33×70×122mm。なお、ソケットNo1~15は同じ開発元が提供するArduino/Raspberry Pi用拡張ボード「Nixie Shield」と共用できる。
Nixie Tube Testerの組み立てキットは44ドル(約4800円)で、日本への送料は8ドル(約900円)、チューブソケット1個が付属するセットは56ドル(約6100円)、日本への送料は10ドル(約1000円)となっている。出荷は2018年7月を予定している。
Nixie Tube TesterはIndiegogoにて、2018年6月上旬までクラウドファンディングを実施中。5月8日時点で、1000ドル(約11万円)の目標額を上回る約2400ドル(約26万円)を集めている。