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500×500mmのワークエリア——デスクトップにおける2Dフォームカッター「PolyShaper Oranje」

発泡スチロールなどの素材をカッティングできる2Dフォームカッター「PolyShaper Oranje」がKickstarterに登場した。

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PolyShaper Oranjeは、デスクトップにおけるコンパクトサイズながら、500×500mmのワークエリアを備えたフォームカッターだ。ニクロム線のカッティングワイヤーで、ポリスチレン、デプロン、発泡ゴム、EVAフォームなど、多様な材料に対応する。

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本体重量は3㎏で、約70mm厚の素材に対応する。精度は0.5㎜、切断速度は3000mm/分、電源は100/230V、50/60Hzに対応する。

ソフトウェアとしては、Windows/MacOS/Linucに対応、デザイン作成用プラグイン「PolyShaper plug-in for Inkscape」と制御ソフトウェア「ShaCo」を提供する。また、多数のカッティングイメージライブラリーも利用できるとのことだ。

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PolyShaper Oranjeは価格275ドル(約3万円)から提供する。キットにはPolyShaper Oranje本体以外に、交換用ニクロム線、電源ケーブル、USBケーブルが含まれる。2018年9月の出荷を予定し、送料は無料だ。

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PolyShaper OranjeはKickstarterにて、2018年6月2日までクラウドファンディングを実施中。5月10日時点で既に4000ユーロ(約52万円)の目標額を達成し、約7000ユーロ(約91万円)以上を集めている。

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