ブロック同士をケーブル接続——STEM教育向け電子ビルディングブロック「LINQBLOC」
2018/05/11 11:15
STEM教育向け電子ビルディングブロック「LINQBLOC」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
LINQBLOCは、Arduino互換の「NANOBLOC PLUS 1.0」を中核に、センサー、ディスプレイなどの電子ビルディングブロックをケーブルで接続するだけでプロジェクトを作れるキット。他にパーツを購入する必要がなくはんだ付け等の必要もないので、電子工学の基礎やプログラミングの学校教育に向いている。
完成したプロジェクトは、PCにUSB接続して必要なファイルをダウンロードし、ガイドに従って設定すればすぐに動かすことができる。電子ビルディングブロックは、LEDディスプレイ、超音波センサー、赤外線送受信、アラームなどさまざまな種類のブロックが用意されており、いろいろなプロジェクトを作ることができる。
LINQBLOCの価格は、キットに含まれる電子ビルディングブロックの種類によって異なる。NANOBLOC PLUSにケーブル、電源、2種類のLEDブロックを含む最小構成の「BASIC STARTERBLOC 1」は59ドル(約6500円)で、日本への送料は33ドル(約3600円)。全てのセンサーを含む「GET ALL THE SENSOR BLOCS」は199ドル(約2万2000円)で、日本への送料は92ドル(約1万円)だ。
この他に2018年5月13日までの3日間に限り、NANOBLOC PLUS、電源、14種類のビルディングブロックなどをセットにした「EARLY BLACK FRIDAY」(限定300セット)を59ドル(約6500円)で提供している。日本への送料は92ドル(約1万円)だ。いずれのキットも出荷は2018年8月の予定となっている。
LINQBLOCは、1500ドル(約16万円)を目標に2018年6月23日までクラウドファンディングを実施する。