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タブレットからワイヤレスコーディング——ロボットや車が作れるスマートビルディングブロック「Tinkamo」

5~12才の子ども向けスマートビルディングブロック「Tinkamo」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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Tinkamoは、モーターやセンサーなどの機能を有するスマートブロックを中心に、LEGO互換のブロックや段ボールと組み合わせてロボットや車などができるロボットプログラミング学習用ブロックだ。タブレットをつかってドラッグ&ドロップのコーディングをすることですぐに動かせて確認ができる。

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Tinkamoは、3タイプのキットを用意している。「Motor Kit」はスマートブロック(モーター)、ギアボックス、ホイール、爪、ランチャー、ブロック×30で構成される。「Play Kit」はスマートブロック(モーター、サーボ、ボタン、ジョイスティック、距離センサー、コア)、ステッカー、ギアボックス、ホイール、ブロック×300、ゲームマップで構成され、5つのプロジェクトに取り組める。「Tinker Kit」は構成部品が最も多く、10のプロジェクトに取り組める。それぞれのプロジェクトにはインストラクションを用意している。

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スマートブロックはARMチップを搭載し、Bluetooth LE通信に対応する。スマートブロックを制御するソフトウェアには、AIスピーチや顔認識などの機能をもつブロックも含まれている。コーディングアプリはユーザーのレベルに応じて4種類用意しており、ドラッグ&ドロップのビジュアルプログラミングから、Pythonをベースにした高度なプログラムも学べるとしている。

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TinkamoのMotor Kit/Play Kit/Tinker Kitの予定小売価格は、それぞれ39ドル(約4300円)/129ドル(約1万4200円)/259ドル(約2万8500円)で、今なら29ドル(約3200円)/99ドル(約1万900円)/199ドル(約2万1900円)で入手できる。いずれのキットにも充電ケーブルが付属する。2018年11月の出荷を予定しており、日本への送料は10ドル(約1100円)/20ドル(約2200円)/30ドル(約3300円)だ。

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TinkamoはKickstarterにて、2018年6月22日までクラウドファンディングを実施中。5月24日時点で、5万ドル(約550万円)の目標額に対して2万ドル(約220万円)以上を集めている。

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