スマホやタブレットと連動しオンライン対戦も可能——キューブ型パズル「GoCube」
2018/06/15 13:00
スマートフォンやタブレットPCと連動して遊べるキューブ型パズル「GoCube」がKickstarterで大人気だ。上位モデルではオンライン対戦もできる。
GoCubeは、慣性計測ユニット(IMU)を内蔵するキューブ型パズル。内蔵IMUでGoCubeの位置や向きを検知し、Bluetooth経由でスマートフォンやタブレットPCに送信してキューブの状態を把握する。キューブの行や列を回すと、その状態がリアルタイムでアプリ画面に表示される。トラッキング精度は0.25秒だ。
GoCubeのアプリにはキューブを表示するだけでなく、キューブ型パズルの解き方を教える機能がある。初心者は画面の指示に従ってキューブの行や列を回転させて、キューブ型パズルの解き方の基本を学ぶことができる。
上級者向けには、レベルアップのためにパズルを解くまでの時間や手数の記録などの機能がある。
トラッキングの精度を0.001秒にまで高めた上位モデル「GoCube Edge」もあり、GoCube Edgeを使うとパズルを解く速さを競うオンラインリーグに参加できる。また、GoCube Edgeにはオフライン時の操作履歴保存機能もある。
GoCubeのサイズは60×60×60mm。GoCubeはBluetooth通信機能を使用するが、日本国内で無線電波を発射するには技適(技術基準適合証明/認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。
キャンペーン価格は、GoCubeが69ドル(約7600円)、GoCube Edgeは89ドル(約9800円)だ。充電スタンド付きのセットは、それぞれ79ドル(約8700円)と99ドル(約1万1000円)。出荷は2019年3月の予定で、日本への送料は7ドル(約770円)だ。
GoCubeは2018年8月9日までクラウドファンディングを実施するが、2018年6月15日時点で目標額2万5000ドル(約280万円)の10倍以上にあたる約26万ドル(約2800万円)を既に集めている。