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3Dデータから簡単に立体表示——独自技術を使った立体ディスプレイ「VVD」

STLファイルを使って手軽に3Dコンテンツを表示できる立体ディスプレイ「VVD」が、Kickstarterに登場した。

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VVD上で3Dモデルを視覚化するには、3Dモデルの標準であるSTLファイル形式でデータをアップロードするだけだ。どの角度からでも観察が可能で、一度に多くの人と視覚化された3Dコンテンツを観察できる。

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立体表示には残像現象を利用した独自機構を採用しており、STLファイル内のスライスイメージを上下に振動するスクリーンに投影することで、90×55×45mmのエリアに3Dコンテンツとして視覚化している。現状の仕様は3900万ボクセル(608×684×96)のイメージ表示が可能で、X86 /Windowsに対応する。

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VVDの本体サイズは36×20×24cmで、アルマイト処理されたアルミニウムのボディからなる。電源は標準仕様で45W、最大144Wだ。USB接続可能、Wi-Fi、Bluetoothも利用できるほか、インターフェースとして7インチ(約18㎝)のLCDを備える。

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VVDは価格100ユーロ(約1万2700円)で提供する。2019年2月の出荷を予定している。日本への送料は30ユーロ(約3800円)。

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VVD はKickstarterにて、2万5000ユーロ(約320万円)を目標額に2018年7月20日までクラウドファンディングを実施中だ。

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