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子どもと乗り物を組み立てよう——モジュール型ライドオンキット「INFENTO」

子ども向け乗用玩具キット「INFENTO」がKickstarterに登場し、人気を集めている。クラウドファンド開始後わずか1時間で、目標額の調達に成功している。

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INFENTOは、手押し車から三輪車やスケートボードまで、最大32種類の乗り物を組み立てることができるキットだ。

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キットの内容は丈夫なアルミフレーム、タイヤ、ハンドル、ブレーキなど。モジュラー式になっているため、必要な工具は付属の六角レンチだけで組み立てができる。対象年齢は0~14歳で、成長に応じて乗り物を買い替える必要がなく、長く遊べるエコフレンドリーなキットだとしている。

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INFENTOの特徴に、独自開発のスタビライザーシステムとドリフトロックシステムがある。スタビライザーシステムはスタビライザーブロックとラバーストリング×4(グレー/ブラック)で構成され、ラバーストリングのブラックは大きい抵抗があるため、大きな子ども向け。グレーは柔軟性が高く、ブラックとグレーを組み合わせることで3段階の強さレベルを選べる。

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ドリフトロックシステムは、旋回動作が可能な4インチホイールによりドリフトやスピンが楽しめる。ポジショニングブロック×2をスロットに入れキャスターを固定すれば、ホイールの旋回をできなくすることもできる。

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またボルトキットとレジェンドキットには、電動化できるePulseシステムを搭載している。ブラシレスDCモーターによる2段階(時速5キロ/11キロ)のスピード設定ができ、4Ahリチウムイオンバッテリー1回(約2時間)の充電で約1時間の走行が可能。ハンドルバーを回すと前進し、ハンドルバーのボタンを押すと後進もできる。ただし、日本では公道走行ができない。

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INFENTOの各キットごとに組み立てられる乗り物、対象年齢が異なり、エクスプローラーキット(11ライド、対象年齢0~8歳)/パイオニアキット(7ライド、同6~14歳)は、それぞれ179ドル(約1万9700円)、スマートキット(20ライド、同0~14歳)は、299ドル(約3万2900円)、ジニアスキット(25ライド、同0~14歳)は、499ドル(約5万5000円)、ボルトキット(6ライド、同4~14歳)は、799ドル(約8万8000円)、レジェンドキット(32ライド、同0~14歳)は、999ドル(11万円)で提供する。2018年9月の出荷を予定しているが、今のところ日本への出荷には未対応だ。

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INFENTOはKickstarterにて、2018年7月12日までクラウドファンディングを実施中。6月21日時点で、5万ドル(約551万円)の目標額を大きく上回る39万ドル(約4253万円)以上を集めている。

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