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Raspberry PiでsmileBASICが走る——スマイルブーム、Raspberry Pi用パッケージソフト「Pi STARTER」発売

スマイルブームは、Raspberry Pi本体にSDカードを差し込んで電源を入れるだけで使えるパッケージソフト「Pi STARTER」を発売する。

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Pi STARTERは、Raspberry Piの起動に必要なRaspbian OSがSDカードに含まれたパッケージソフトだ。Raspberry PiでBASIC言語を使ってプログラミングができるよう「SmileBASIC」が入っており、Raspberry Pi本体にSDカードを差し込み、電源を入れるだけですぐにSmileBASICが利用できる。

Raspberry Pi Model B/B+に対応し、SmileBASICはニンテンドー3DS用「プチコン3号 SmileBASIC」をRaspberry Pi用に調整を行い移植したという。SmileBASICではユーザー定義関数内でローカル変数の利用や、最大4つのプログラムスロットを使って複数のプログラムを管理することができる。GPIOの状態を確認する「Gpiomonitor」、BASICの命令ごとの動作を確認するデモ「techdemo」、内蔵ソフトやリソースを最新版に更新する「updater」などのソフトも付属し、GPIO、I2C、SPIの入出力、HTTP通信の送受信、Raspbian OS上の外部コマンド呼び出しなど、Raspberry Piのハードやソフトをプログラミングできる環境が提供されている。

Pi STARTERの起動時に表示されるメニューや、搭載されているツールもSmileBASICで書かれているので、同梱されているプログラムコードを改造してメニューを変更したり、新しい機能を追加することもできるという。

Pi STARTERの販売は、TSUKUMO(ツクモ)ブランドによる独占販売とのこと。 なお、2018年7月8日に行われた「ALL ABOUTマイコン BASICマガジンⅡSP in 大阪」事前登録制のイベント会場で、ツクモソフト復活第1弾のTSUKUMOブランドとして、価格4000円(税込)で先行発売されている。

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