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TechShare、ASUS深度センサー「Xtion 2」と「Tinker Board S」のセット販売を開始

TechShareは、ASUSTeK ComputerのRGB深度センサー「Xtion 2」の取り扱いを開始した。また、Xtion 2とTinker Board Sをセットにした「Tinker Board S & Xtion 2キット」を発売した。

2017年8月にリリースされたXtion 2は、従来型Xtionと比較すると性能面での改善の他、機器への実装を意識し、大幅に小型化したことが特徴だ。

小型化により、デジタルサイネージ、SLAMやロボットアーム用ビジョンシステム、人間工学や行動分析、医療用機器、その他のさまざまな機器への搭載が可能となった。

2018年6月28日付でリリースされた最新版のTinker OS 2.0.7において、Xtion 2用の対応ドライバーが追加され、Tinker BoardおよびTinker Board SでXtion 2が利用可能となった。

デスクトップPCとの組み合わせでは簡単にできなかった組み込み機器のプロトタイプ開発やフィールドテストなどが、Tinker BoardとXtion 2の組み合わせにより、短期間かつ容易に実現できる。

Xtion 2およびTinker Board S & Xtion 2キットは、TechShareの通販サイトで販売を開始しており、今後はTinker Board取扱店での販売も順次進めていく。

販売価格は、Xtion 2とTinker Board Sのみのベーシック版が5万1500円、コンプリート版が5万8500円となる。コンプリート版にはXtion 2、Tinker Board Sに加え、ASUS Tinker Fanless Case、Tinker Board用5V 5.0A電源セット、Tinker OS書き込み済みIndustry用Micro SD Card 8GB、リトラクタブルLANケーブル、HDMIケーブルが付属する。その他、Xtion 2(4万2000円)も単品で販売する。(価格は各税抜)

また、8月4~5日に東京ビッグサイトで開催されるMaker Faire Tokyo2018では、TechShareのブース内でTinker Board S&Xtion 2キットのデモンストレーションと現地特別販売を予定している。

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