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Raspberry Piで天気予報やオーディオを——「IOT Weather & Multimedia Kit」

IOT Weather Kit/Multimedia Kit/NanoSound Player Timber Kitの3タイプのRaspberry Pi用プロジェクトキットがKickstarterに登場し、出資を募っている。

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IOT Weather Kitは、室内空気質モニターを構築するハード/ソフトウェアが揃ったIoTウェザーステーションキット。内容は、Raspberry Pi用オールインワンアドオンボード「Prodboard」、気圧センサー「Bosch BMP180」、温湿度センサー「Sensirion SHT31」、空気質センサー「AMS CCS811」、オプションの3Dプリントケース(STLファイルのフリーダウンロードも可)、16GBのSDカードで構成される。

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Prodboardは、OLEDディスプレイ、ボタン、 赤外線受信機、Raspberry Pi用ブラスター+スイッチなどを搭載する。ソフトウェアは、OLEDディスプレイにデータを表示できるオープンソースのユーティリティと、クラウドにデータをアップし、オンラインで見られる「Adafruit IO」を内蔵する。

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インターネット動画や音楽を楽しめるマルチメディアプレイヤーのMultimedia Kitは、オーディオ機能を搭載したアドオンボード「Pi Switch Cap」、リモコン、16GBのSDカード(VolumioかOSMC KODIシステムを選択可能)、オプションの3Dプリントケース(STLファイルのフリーダウンロードも可)などで構成される。

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そしてNanoSound Player Timber Kitは、24ビット192kHzサンプリングのハイレゾ対応DAC搭載オーディオプレイヤーを作製できるキットで、「NanoSound DAC」、リモコン、ヘッドフォン/スピーカーアンプを搭載した「NanoSound Amp2」、16GBのSDカード(VolumioかOSMC KODIシステムを選択可能)、NanoSound用木製ケース、オプションの3Dプリントケース(ブラック/ホワイトから選択可)などで構成される。

いずれのキットにも、「Raspberry Pi3 B+(最新2018年モデル)」、バッカーの国に応じたプラグ付き5V2.5A電源、Pythonによるプログラミングの基礎などを説明するユーザーズガイド、コードサンプルが付属する。

Multimedia Kitは790香港ドル(約1万1200円)、IOT Weather Kitは1080香港ドル(約1万5300円)、NanoSound Player Timber Kitは1200香港ドル(約1万7000円)で提供する。2018年10月以降の出荷を予定しており、日本への送料は100香港ドル(約1420円)だ。

IOT Weather Kit/Multimedia Kit/NanoSound Player Timber KitはKickstarterにて、 2万5000香港ドル(約36万円)を目標に2018年9月9日までクラウドファンディングを実施する。

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