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続ける。宇宙への挑戦——民間宇宙観測ロケット「MOMO3号機」打ち上げ資金をCAMPFIREで募集中

「MOMO2号機」は2018年6月、打ち上げ直後に落下、炎上。残念ながら失敗に終わったが、民間宇宙観測ロケットは再度3度目の打ち上げに挑戦する。

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前回の失敗の原因は、現在検証およびそのための実験等によって解明が試みられているが、前回打ち上げ時に破損した施設の復旧および次回の機体「MOMO3号機」調達の資金を、「続ける。宇宙への挑戦。みんなの力でMOMO3号機を飛ばそう!」と題して前回に続きCAMPFIREで支援を募る。

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MOMO2号機の機体は射場内に落下し、大爆発は起こさなかったものの、機体および施設の一部を焼損、打ち上げ施設の供給系を中心に交換が必要となったとしている。今回は機体製造の一部と施設復旧に必要な資金集めのためのファンディングとなる。

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支援は5000円からで、リターンには報告書や機体に名前を載せて打ち上げる権利、ステッカーや絵葉書、Tシャツなどのグッズ類、試験などで使用された部材や模型、前夜祭や報告会などのイベント参加権などさまざまなものが用意されている。また、前回に続き「発射ボタンを押す権利」も用意されている。

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打ち上げおよびプロジェクトを主催するのはロケット開発事業のインターステラテクノロジー。現在打ち上げ実験を進めている宇宙観測ロケット「MOMO」シリーズで、20kgのペイロードを高度100kmまで低コストで打ち上げることを目指して開発を進めている。

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目標金額は2700万円で、2018年8月16日現在約590万円の支援が集まっている。なおこのプロジェクトは、目標金額に関わらず期日の2018年10月29日までに集まった金額がファンディングされるAll-In方式だ。

※記事初出時、文中に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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