アクロバティックな動きもできる——ローラースケート型Segway「Drift W1」
2018/09/14 15:00
Segwayの新製品「Drift W1」がIndiegogoで大人気だ。ローラースケートのように片足ずつで左右が独立しており、左右どちらも同じ形をしている。
ローラースケートには自動車のように車輪が4つ付いたクワッドスケートや縦一列に車輪を並べたインラインスケートなどがあるが、Drift W1は、Segwayが唱える「e-Skates」に属する製品だ。
Drift W1は、車輪が1つのため乗るのが難しそうに見えるが、Segwayの他の製品と同様に800を超える特許技術に支えられた自立安定性があり、初心者でも乗るのは難しくないという。慣れてくれば単に移動するだけでなく、アクロバティックな動きやアーティスティックな滑りもできる。
Segwayは、安全のため、Drift W1使用時にはヘルメットやひじやひざの防具装着を推奨しているが、Drift W1の安全性についてはローラースケートよりはるかに安全だとしている。実際、Drift W1は、従来のローラースケートとは異なり足に固定して使うのではないため、何かあればすぐに飛び降りることができる。また、乗っている間に滑って落ちたりしないように足が乗る部分にはシリコン製ペダルが、先端と後端には衝突した際の衝撃を和らげるシリコン製バンパー(各10mm)が付いている。
Drift W1の速さは、最大時速12km。対象年齢は6歳~60歳だが、16歳以下は大人の目が届くところで使用することとしている。耐荷重は10kg~100kgだ。内蔵リチウム電池の充電時間は3時間。1回の充電で最大45分間使用できる。Drift W1の重さは片方3.5kgで、持ち運びも容易だ。
Drift W1の早期割引価格は、369ドル(約4万1000円)。出荷は2018年10月の予定で、日本への送料は50ドル(約5600円)だ。
Drift W1は2018年10月11日までクラウドファンディングを実施するが、2018年9月14日時点で目標の2万ドル(約220万円)の13倍を超える約27万ドル(約3000万円)を既に集めている。