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新素材により軽量化と高速化を実現——デルタ型FFF方式3Dプリンターキット「ZATSIT」

デルタ型FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンターキット「ZATSIT」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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ZATSITは、軽量化と造形スピードを追求するため素材と構造にこだわって開発したデルタ型3Dプリンターキット。アルミ製フレーム「MakerSlide」をメインに、ポリプロピレンとアルミニウムの軽量複合素材「Hylite」製のアームを使うが、メカニカルジョイントを使わず、折り曲げヒンジとする独特の軽量化設計だ。

HyliteプレートはCNC加工機で折り目を付けており、ヒンジ部の耐久性も高く、メタル製より摩耗が少ないとしている。また、新コンセプトで開発した水冷式軽量ホットエンドはシンプルな構造で、スムーズかつ高速移動に寄与する。さらにプリントヘッドにかかる力を最小化するためボーデンタイプのエクストルーダーを採用し、冷却ファン、モーターとともに振動を抑えるジンバル式になっている。

本体のサイズは400×380×660mm、完成時の重さは6kg、最大造形サイズはφ200×320mm、移動スピードは0~560mm/秒だ。

ZATSITの価格は300ユーロ(約3万9000円)で、2018年12月の出荷を予定している。日本への送料については確認が必要だ。2018年11月6日までクラウドファンディングを実施しており、10月11日時点で4万ユーロ(約520万円)の目標額に対して約2万ユーロ(約260万円)を集めている。

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