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プライベート環境内でのデジタル図面確認に——企業ネットワークに対応した図面活用クラウドサービス「TerioCloud Private」

沖電気工業は、建設現場などでのデジタル図面の活用を可能にするクラウドサービス「TerioCloud」の機能を、セキュリティの高い企業内ネットワークなど、プライベート環境で利用可能になる「TerioCloud Private」の販売を開始した。

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TerioCloudは、デジタル化した図面をクラウドを介してモバイル端末で閲覧したり、モバイル端末で図面上に記録した作業結果や写真から報告書などの作成が可能になるクラウドサービスだ。建設業や設備工事企業などでの現場への図面の運搬作業負担や、設計変更の際の図面への反映遅延による作業手戻りの発生などの課題を解決する。さらに、現場での調査結果や作業結果、写真と、図面との照合作業も効率化する。

今回発売したTerioCloud Privateは、昨今顕在化してきている機密データ流出リスクを回避するため、デジタル図面をセキュリティの高い、企業のプライベート環境内で利用できるようにするものだ。

TerioCloudに搭載されている機能に加えて、企業内環境で利用するための管理、運用機能として、利用者別の図面活用状況の表示や集計機能、システム稼働状況などの監視機能を標準で実装している。

サービス提供は2019年3月1日から開始する予定で、年間利用のサブスクリプション方式で販売する。同社では今後3年間で累計1億円の販売を目指すとしている。

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