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オン・セミコンダクター、無線SoC「RSL10」を使用した低電力IoTソリューションを発表

RSL10を組み込んだIoTアプリケーション開発プラットフォーム「Bluetooth IoT開発キット(B-IDK)」

オン・セミコンダクターは、同社の低消費電力タイプ無線SoC「RSL10」を中心としたIoTソリューションとして、Bluetoothメッシュネットワークやバッテリー不要のエッジノード、エッジにおいてAIを実現する最新のオーディオとビジョンのソリューションを発表する。

これは、2018年11月13日~16日にドイツ・ミュンヘンで開催される「electronica 2018」に出展し、RSL10を用いた超低電力IoTソリューションなどを紹介するというもの。太陽光などの環境発電のみで動作するバッテリー不要のワイヤレスエッジノードや、自然言語処理によって音声コマンドを検知/反応するための人工知能を、IoTエッジノードに追加するための同社の技術などを紹介する。

なおRSL10は、RFトランシーバとArm Cortex-M3マイクロコントローラーを搭載、消費電力はスリープモードで62.5nW、受信時で7mWと、低消費電力のSoC。環境発電のみで動作するIoTエッジノードの構築が可能になる。RSL10を組み込んだIoTアプリケーション開発およびプロトタイプ作成のためのプラットフォーム「Bluetooth IoT開発キット(B-IDK)」が用意されている。B-IDKはモジュール構成で、近接センサー、モーションセンサー、タッチセンサーなどのセンサーシールドボードや、ステッパーモーターやブラシレスDCモーターなどのオプションとサンプルコードと組み合わせることで、クラウドを利用したIoTアプリケーション開発を迅速に進めることができる。

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