ソニー、「Seed Acceleration Program」を通じて社外スタートアップに対する支援を拡充
2018/12/04 17:30
ソニーは、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program(シードアクセラレーションプログラム)」(SAP)において、社外のスタートアップに対する支援を拡充すると発表した。
同社によると、オフィス内に社外の新規事業プロジェクトが常駐できる専用スペースを新たに設け、第1号案件として京セラの新規プロジェクトが入居した。同社のアクセラレーターとともに、新規アイデアの事業化に向けた検証を進める。
加えて、社外支援を拡充するため、SAPを運営する同社Startup Acceleration部門内にOpen Innovation & Collaboration部を設置しており、グループ外の企業が立ち上げる新規事業プロジェクトに対しても、グループ内同様のスタートアップ支援サービスの提供が可能な体制を整えている。
また同社では社外支援の一環として、2015年7月にスタートしたクラウドファンディングとEコマースの機能を備えるWEBサイト「First Flight(ファーストフライト)」を社外にも開放しており、現在ラングレス、ドリコス、BYDのスタートアップ3社のマーケティング支援を行っている。