自分の目に合った眼鏡が見つけられる——スマホで屈折力が測定できるレフラクトメーター「EyeQue VisionCheck」
2018/12/07 10:30
目の屈折力を測定できるレフラクトメーター(屈折計)「EyeQue VisionCheck」がIndiegogoに登場し、人気を集めている。
EyeQue VisionCheckは、スマートフォンに装着して短時間のテストを実施することで、自分の目の屈折度数を測定できる屈折計だ。処方箋と同様のフォーマットで屈折度数を測定でき、自分の目に合った眼鏡をオンライン注文できる。
使い方は専用アプリを立ち上げ、EyeQue VisionCheckを装着し裸眼の片方の目でスマートフォンの画面を見る。画面に現れるレッドとグリーンのラインが重なるまで本体のボタンを押して近づけ、重なったら「回転」ボタンを押してラインの角度を変える。複数回テストを繰り返せば、球面(Spherical)/円柱(Cylindrical)/軸(Axis)の各屈折力 の数値結果が出てくる。
また、瞳孔間距離(PD:Pupillary Distance)を±1mmで測定できる眼鏡型のPD測定ツール「PDCheck」も用意しており、自分の目の位置に最適なデザインの眼鏡を見つけることができる。
光源にはスマートフォンのディスプレイ光だけをフィルタリングして使っている。本体サイズは92×50×35mmで重さは約57g。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、Bluetooth通信に対応する。
EyeQue VisionCheckの予定小売価格は70ドル(約8000円)で、今なら数量限定の早割価格40ドル(約4500円)で入手でき、3年間の無料メンバーシップが付属する。2019年3月の出荷を予定しており、日本への送料は20ドル(約2280円)だ。
EyeQue VisionCheckは、2019年1月下旬までクラウドファンディングを実施中。12月7日時点で、2万5000ドル(約285万円)の目標額を上回る約4万9000ドル(約550万円)を集めている。