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わずか数秒でシティバイクからカーゴバイクに変形できる自転車「Convercycle」

シティバイクとカーゴバイク相互に変形できるコンバーチブル自転車「Convercycle」がKickstarterでクラウドファンディング中だ。

Convercycleは、普段はシティバイクとして街乗りでき、荷物を運ぶときには車体を伸ばしてカーゴバイクとして使える新しいコンセプトの自転車だ。

Convercycle

Convercycleの特徴は、後輪部を前後に動かせる折りたたみ機構にある。シティモードからカーゴモードへの切り替えは、片手で後輪後部のフレームを持ち上げて後輪を後ろに転がし車体を伸ばすだけだ。連結ロック機構により後輪をロックするので安心して乗ることができる。

カーゴモードではサドルと後輪の間のバスケット部分に最大60kgの荷物を載せて走行できる。駐輪するときは、フレームを持ち上げて後輪を前輪方向へ転がし車体を折り込んでシティモードにすれば場所を取ることもない。

Convercycle

Convercycleの車輪サイズは28インチ。全長は、シティモード時で1850mm、カーゴモード時で2550mmだ。車体はスチール製で、重量は18kg。カーゴモード時に荷物を入れるバスケットの大きさは、長さ750mm(最大)、幅430mm(最大)だ。

Convercycle (左)シティモード
Convercycle (右)カーゴモード
Convercycle

Convercycleは、モーターやバッテリーを搭載しないスタンダード版とモーターや取り外し可能なバッテリーを搭載する電動アシスト付きeバイク版の2種類がある。eバイク版のモーター出力は250Wで、最高時速は25km。ヨーロッパとアメリカでは合法とのことだが、日本では道路交通法の基準に適合するかどうか注意が必要だ。

Convercycle

Convercycleの価格は、スタンダード版が999ユーロ(約13万円)、eバイク版が1199ユーロ(約15万円)。出荷は2019年8月の予定で、送料は無料だ。

Convercycleは2019年1月1日までクラウドファンディングを実施。2018年12月18日時点で、目標の10万ユーロ(約1300万円)に対して約6万5000ユーロ(約830万円)を集めている。

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