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PVCライクな新素材——びーふる、光造形方式3Dプリンター用樹脂「PMMA(PVC-L)」を開発

びーふるは、PVCに似た靭性を備えた光造形(SLA)方式3Dプリンター用樹脂「PMMA(PVC-L)」を開発し、新商品フィギュアに採用したことを発表した。

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同社によると、3Dプリンターによる造形はレイヤー毎に積層するため、複雑な形状が造形できるが、金型による作製と比較して靭性や硬度が低いというデメリットがあったという。

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そのような課題を解決するため開発したのが、靭性や硬度、安定性を高めた3Dプリンター用樹脂「PMMA(PVC-L)」だ。同樹脂は、複雑な立体形状を高精度で作製可能で、かつ衝撃などに強く破損しにくい。靭性が高いために相当回曲げても破損せず、従来の金型では難しかった複雑な立体表現を高強度で造形できる。

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また、同樹脂素材を利用して、同社グループ会社と共同で、フィギュアにおけるより高度で繊細な人肌の表現や、髪の毛箇所の前後一体成形などの技術も開発。グループ会社が製造する新商品フィギュアに採用している。

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同社では、これらの新技術を、2019年9月10日に開催されるワンダーフェスティバル 2019[冬]にて、卓番号「2-04 01」プルクラブースにて紹介する予定とのことだ。

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