DMM.make AKIBA、フランスのハードウェアアクセラレーターUsine IOと戦略的パートナーシップに合意
2019/01/18 10:30
DMM.make AKIBAは2019年1月17日、フランスのハードウェアアクセラレーターUsine IO(発音:ユージンアイオー)との戦略的パートナーシップに合意したことを発表した。
パリを本拠とするUsine IOは、2014年にハードウェアスタートアップ支援を目的として開設された。当初はファブラボを備えるコワーキングスペースの運営、ハードウェア領域のトレーニングプログラムを展開。その後2017年から2018年にかけて事業転換を行い、スタートアップや大手企業向けのアドバイザリー事業並びにアクセラレータープログラムに特化している。Usine IOの支援実績は、450社のスタートアップを含む600以上のプロジェクトにおよぶという。
一方のDMM.make AKIBAは、2016年10月にフランス大使館との提携協定に調印、フランス政府が進めるスタートアップ支援エコシステム「La French Tech」と協力、提携の体制構築を推進するなど、海外との連携強化を図っている。
両者は今回の合意に基づき、双方の知見とリソースを活用したアクセラレータープログラムの共同開催などを予定。今後フランスと日本のスタートアップと大手企業の交流や協業を支援するとしている。
Usine IOのCEO兼共同創業者であるBenjamin Carlu氏は、「DMM.make AKIBAとUsine IOがこれまで積み重ねてきた、ハードウェア開発支援をはじめとした様々な経験を通じて、日本とフランス双方の現地エコシステムに新たな価値や促進効果をもたらすことを期待する」とコメントしている。