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人の動きをステレオビジョンで立体的に把握&カウント——テレマーク、「3Dトラフィックカウンタ」発売

テレマークは、「3Dトラフィックカウンタ」および専用ソリューションの提供を開始した。

同サービスは訪問者、来店者の通行人数のみならず、人物を高精度で検知し、動き/密度/流れ/行動などの空間データを計測する。観光地をはじめ市街地、公園、商業施設、店舗前などでの方向別計測、施設/店舗などへの入店率、一定エリアの混雑ぶりなどが測定できる。

最新のステレオビジョンを採用しており、小型化と画像処理などの高速化を実現。屋内だけでなく屋外でも設置可能で、高精度のピープルカウントに加え、インストアでの購買行動分析に役立つソリューションも提供する。

製品は屋外用として専用ハウジングに収納され、通信機器などとアプリケーションとともに提供される。照度不足に対応する照明機器もオプションで追加でき、既存の設備とは別にIoTモバイルルーターでデータを送信する。

人物が立ち止まったエリアの特定や、手の上げ下げなどの行動データまでも取得できるため、商業施設/店舗における特定エリアへの立ち寄りや、特定の棚への寄り付きなど、購買行動の把握と分析に役立つデータ収集が可能だ。

同社は、次のような分野での導入/活用を想定している。

1.地方自治体などでの「観光誘致」「都市計画」に役立つデータの収集/分析
観光地をはじめ市街地、公園などでの人の行動を4方向別で把握/分析

2.商業施設/店舗での購買行動把握と分析
通行者と行動、入店と入店後の購買行動を把握/分析

また活用シーンとして、観光誘致を手がける国および関係機関、地方自治体、公共施設管理者、アミューズメント施設事業者、動物園/博物館/水族館/美術館などの施設事業者、商業施設/店舗の運営/管理事業者などを想定している。

3Dトラフィックカウンタのプロセッサ部仕様は、CPUがSH-4A 534MHz、画像処理がIMP 267MHz、Flashメモリー64MB/イメージメモリー256MB。

ステレオカメラ部仕様は、1/3インチカラーセンサー、インターレース方式、内部/外部同期方式。外部I/FはLAN100BASE-TX/ビデオ出力(アナログRGB 1CH)、電源はDC+12V±5%、消費電力は最大0.6Aだ。

外部寸法は163×112×44mm(ハウジング部分を除く)、環境条件は温度5~40℃/湿度30~80%(非結露:腐食性ガスのないところ)。設置高は2.25~2.75m、計測範囲は横3~縦5m(高さ2.5m、俯角30度)。測定距離は約30cm~約5m(推奨:4m)、画角は水平96度/垂直72度、最低必要照度は30~40ルクスとなる。

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