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ST、Bluetooth/LPWAN対応の無線開発キット「STEVAL-FKI001V1」を発表

STマイクロエレクトロニクスは、Bluetooth Low EnergyとLPWAN(Sub-GHz)の同時通信に対応した無線開発キット「STEVAL-FKI001V1」を発表した。

同キットは、STのBluetooth SoC(BlueNRG-1)と、Sub-GHzトランシーバーIC(S2-LP)が搭載されたJorjinのWS2118RFデュアル無線モジュールをベースとしている。

デュアル無線アーキテクチャーにより、無線周波数帯域とプロトコル(Bluetooth Low Energy、または独自規格の2.4GHz帯、Sub-1GHz、Sigfoxなど)を選択できる。スマートホームやスマートビルディングのほか、アセット/エネルギー管理、スマート農業、産業用モニタリング、産業機器制御など、幅広い用途での機器開発が可能だ。

ユーザーは、メッシュネットワークやポイントツーポイント通信で接続され、かつクラウドにも接続可能なIoT機器を開発できる。

例として、スマートホーム向けのセンサーエコシステムを考えた場合、Bluetooth Low Energy/Sub-GHzによる無線リンクを使ったセンサーとゲートウェイ、あるいはSigfoxネットワークによりクラウド接続されたシステムを組み合わせた、監視/遠隔モニタリングなどのアプリケーションを構築可能だ。

BlueNRG-1は、ArmのCortex-M0プロセッサー(内蔵メモリ:256KB)を搭載。Bluetooth5.0認証取得済みのソリューションのため、機器の導入時やメンテナンス時のセットアップ/設定/修正が容易で、AndroidやiOSデバイスで動作するアプリでネットワークノードのセンサーをモニタリングできる。

インタフェースを活用することで、任意の外付けセンサーを接続し、ローカルでリアルタイムにデータを取得して処理できる。SDKも付属しており、開発の簡略化と期間短縮が可能になる一方、柔軟性と拡張性も確保されている。

S2-LPの対応周波数は826-958MHz。ローカルネットワークだけでなくSigfox通信などのLPWANも導入できるため、イベントのリアルタイム通知などの機能も実現できる。Sigfox通信は細かい設定なしで利用できるため、機器やアセットのトラッキングと位置検出を迅速に始められる利点がある。

また、同キットはArduino Uno V3コネクタを搭載しているため、MEMSセンサーやモーター制御、GNSSレシーバー、産業用入出力ドライバー、パワードライバーを搭載したX-NUCLEO拡張ボードなどを使用した機能拡張も可能だ。

BlueNRG-Tileボードとの相互運用も可能なため、センサーノードやゲートウェイ、クラウドとのグローバル接続などのスマートセンサーソリューションを構築できる。

STEVAL-FKI001V1の本体寸法は22×24×2.8mm、動作温度範囲は-40~+85℃。STの販売代理店またはWebサイトから入手可能で、価格は約56ドル(約6100円)だ。

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