虹彩認証の実証実験に——スワローインキュベート、「虹彩認証SDK」を組み込んだ「実証実験パッケージ」提供開始
2019/02/27 10:00
スワローインキュベートは、パナソニックの特許技術を活用した「虹彩認証SDK」を組み込んだ企業向けの虹彩認証「実証実験パッケージ」の提供を開始した。同社はパナソニックなど大手企業が保有するIT/IoT関連の特許技術を活用したSDKなどを開発、ライセンス提供するスタートアップだ。
虹彩認証は、眼球の「虹彩」を用いて本人認証を行う「生体認証(バイオメトリクス)」技術だ。顔認証や指紋認証など他の生体認証よりも、高精度と言われている。高い認証精度の他にも、タッチレス認証が可能、経年変化がない、手袋やマスクの着用時でも対応可能などの特徴がある。
今回提供する実証実験パッケージは、これだけで虹彩認証の実証実験が可能になるパッケージだ。虹彩認証SDKに、登録用PCや認証用PC、虹彩サーバーや虹彩カメラなどのハードウェア、および入退室管理用アプリやメール配信システムなどのソフトウェアが含まれる。さらに、導入コンサルティングや導入インテグレーション、オフラインLAN構築、メール配信システム運用、実証実験レポートなどのサポートも付属する。
申し込み先着10社には、キャンペーン価格で提供。今回のパッケージ提供に合わせて、自社導入や他社への提案資料として利用できる「実証実験パッケージ 企画提案書」も限定公開している。