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モジュールを組み合わせてプログラミング——モジュラー型ロボット製作キット「MIND KIT」

モジュラー型のロボット製作キット「MIND KIT」がKickstarterでクラウドファンディング中だ。

MIND KIT

MIND KITは、以前fabcrossで紹介した6脚ロボット「HEXA」のクリエイターが新たに開発したロボット製作キットだ。コアモジュール、LiDARまたはマイクロホンアレイから成るトップモジュール、走行機構を持つベースモジュールといった3つの部分で構成。モジュール同士をMIND KITポートで接続して積み重ね、1つのロボットを作る。モジュールの組み合わせによって、ローバー、戦車、ロボットアームなどを作ることができる。

MIND KIT

コアモジュールを構成するのは、中核となるシングルボードコンピューター「Cerebrum」、最大20個のサーボモーターを接続できる「Servo Controller」、2500mAhリチウムイオン電池を搭載する「Robot Battery」の3つ。ベースモジュールの上にこれら3つのモジュールを積み重ねて使う。

MIND KIT

CerebrumはARM Cortex-A53(4コア、1.2GHz)ベースで、2GB RAM、8GB eMMC、USB Type-C×6ポート、プログラム可能なピン(GPIO/SPI/I2Cなどを含む)54個を備えている。Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)通信機能があり、アクセスポイントとして使うこともできる。

ベースモジュールは3種類用意されており、2輪走行型の「Rover Base」、Rover Baseにセンサーとボールをはじく機構を付けた「Soccer Base」、キャタピラー(無限軌道)走行型の「Tank Base」がある。

MIND KIT

MIND KITをコントロールするのはLinuxベースの独自OS「MIND OS」。ロボティクスプログラミング専用に開発されたOSで、プログラミングは専用SDKとIDE(統合開発環境)で行う。専用SDKで使用するプログラミング言語はGoとJavascriptだ。

MIND OS

MIND KITの価格は、キットに含まれるモジュールの種類によって異なる。エントリーレベルの「Rover Base Kit」は、Cerebrum、Robot Battery、Rover Baseを含み、2輪走行型ローバーを作れる。早期割引価格は299ドル(約3万3000円)で、日本への送料は34ドル(約3800円)。LiDARやマイクロホンアレイなど全てのモジュールを含む「Robot Ultimate Complete Kit」の早期割引価格は799ドル(約8万9000円)で、日本への送料は49ドル(約5500円)だ。

Cerebrumを単体で購入する場合の価格は99ドル(約1万1000円)。日本への送料は19ドル(約2100円)だ。いずれも出荷は2019年9月の予定となっている。

なお、CerebrumはWi-Fi通信機能を備えているが、日本国内で無線電波を発射するには、技適(技術基準適合証明・認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。

MIND KITは10万ドル(約1100万円)を目標に、2019年3月22日までクラウドファンディングを実施する。2019年3月6日時点で約6万3000ドル(約700万円)を集めている。

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