ジグソーパズルのように組み合わせてロボットを作ろう——パズルブロックゲーム「ActivePuzzle」
2019/03/13 09:30
プログラミングの知識がなくても、ジグソーパズル型ピースを組み合わせるだけでロボットを作りだせる「ActivePuzzle」がKickstarterに登場し、人気を集めている。
ActivePuzzleは、年齢性別問わず(推奨年齢は8歳以上)、遊びながら思考力、創造力、空間認知力、STEMスキルを伸ばすことができる知育トイだ。
ジグソーパズルのような突起の付いたピースごとに様々な機能が搭載されており、例えば「バッテリー」ピースはロボットに電力を供給し、「近接センサー」ピースは物体を検出、「モーター」ピースは車輪を動かすことができる。
現在19種類の機能があり、4つのカテゴリー(出力、入力、ロジック、パワー)のいずれかに属し、機能とカテゴリーはピースの色と図で区別できる。ピースごとの役割を視覚化しているので、パソコンやプログラミング言語を使うことなく、プログラミングの基本的な概念を学ぶことができる。
ロボットを制御するためのマイコンはなく、入力信号に連動してLEDが光る、モーターが動くといった単純な動作を組み合わせる「Braitenberg Vehicle」ライクなロボットだ。サイレンを鳴らして走るパトカー、骨を追いかけるロボット犬、植物の水やり時期を教えるセンサー(設定値の制御にArduinoピースを使用)など、多様なロボットをつくることができる。
特別価格は16ピースキットが98ドル(約1万900円)、22ピースキットが122ドル(約1万3600円)。出荷は2019年6月の予定だ。
ActivePuzzleは、2019年3月28日までクラウドファンディングを実施中。3月13日時点で、1万5000ドル(約167万円)の目標額を上回る約3万7000ドル(約412万円)を集めている。