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国産木材製球形エンクロージャー——Hi-Fiラウドスピーカー「D190」

コンパクトなブックシェルフタイプの木製球形Hi-Fiスピーカー「D190」が、Makuakeに登場した。

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D190は、リスニングの自由をテーマとし、セッティングが容易な球形エンクロージャーと円筒形スタンドを組み合わせている。北海道産のナラ材を使い、木工3DNCマシンで加工した球形エンクロージャーで、中高域と低域のバランスのとれた、ナチュラルでクリアな音を目指している。

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一般的な箱型エンクロージャーでは、スピーカー取り付けバッフルと側面の角部分でユニットからの音波が回り込む回折現象が起こり、回り込んだ音(二次回折波)が本来のユニットの直接音と干渉して再生音圧のレベル差が生じる。開発元によれば、球形のD190は、実質的に角部がない状態のため、二次回折波の影響をほぼ無視することができ、ユニット本来の音を聴くことができるという。

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使用ユニットはメタルコーンを使う9cmフルレンジユニット「Markaudio Alpair 6M」だ。出力音圧レベルは85.4dB、入力インピーダンスは4Ω、許容入力は定格15W、最大30W。スタンドを含む外形寸法は、190×275×193mm、重量は2.0kg。

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Makuakeプロジェクトは、2019年5月30日までで、プロジェクトを支援すると、販売予定価格39万9600円(ペア、税込)のD190の先行量産品を、正式発売前に特別価格で購入できる。初回分12ペアは記念シリアルナンバー付きで、先着6名には、ベータテスターとして音作りに参加できる特別試聴会にも参加できる。

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