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NTTドコモ、5G技術検証環境「ドコモ5Gオープンラボ」をグアムに開設——アメリカにおける5Gネットワーク実証実験に向けて

NTTドコモは、第5世代移動通信方式(5G)技術の検証環境「ドコモ5Gオープンラボ」をグアムに開設したことを発表した。

同ラボをグアム島に開設することで、パートナー協創のグローバル化にも対応し、日本とは異なるアメリカでの5G検証環境を提供する。現地の電力会社Guam Power AuthorityやUniversity of Guam Office of Information Technologyなどを、実践的な検証環境を提供するフィールドパートナーとして迎え、ソリューションを提供するソリューションパートナーと共に各種の実証実験を行う。

実証実験は、5Gの低遅延や大容量、高速などの特徴を生かした、さまざまな領域のものが行われる予定だ。例えば、PLEN Roboticsは、AIサービスロボットによる顔認証機能を用いて、学校の試験実施の際の本人認証を、低コストかつ高速に行う実験を実施する。またソニーは、5G屋外検証環境を使って、遠隔地からソニーが開発したカートの操作や操縦を行うための技術検証を実施する。

「ドコモ5Gオープンラボ GUAM」は、2019年3月27日にドコモパシフィック社本社屋内に開設。「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参画している日本国内外の企業、団体が技術検証目的で無償にて利用できる。同年夏以降には、5Gネットワークの屋外検証環境を整えて、5G対応端末と5Gネットワークを組み合わせたより実践的な検証ができるようになる予定だ。

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