新しいものづくりがわかるメディア

RSS


IKEA、身体障害者のQOL向上に貢献する「ThisAbles」プロジェクトを開始

IKEAイスラエルは、身体障害者を支援するNPOと共同で、同社の家具を障害のある人が使いやすくするためのプロジェクト「ThisAbles」を開始した。

ThisAbles

ThisAblesプロジェクトは、IKEA製家具に取り付ける補助器具の提供と、アクセシビリティーに着目したIKEA製家具や日用品の見直しという2つの側面を持つ。

このうち、補助器具は、身体障害者をクオリティーオブライフ(QOL)の観点から支援するイスラエルのNPO「Milbat」が設計しており、3Dプリントデータ(STL形式)で提供されている。

現在、提供されている補助器具は、本棚などのガラス戸を車椅子との衝突から保護する「GLASS BUMPER」、電気スタンドのスイッチを大きくして押しやすくする「MEGA SWITCH」、腕でワードローブの扉を開けられるようにする「EASY HANDLE」など、全部で13種類ある。

ThisAbles

ThisAblesのウェブサイトでは、補助器具の外観、機能の概要、対応する家具、3Dプリントに使用するフィラメントの種類などが掲載されている。内容を確認した後、3Dプリントデータとユーザーガイドをダウンロードし、補助器具を3Dプリントして使用する。

ThisAbles

ThisAblesのウェブサイトは一般公開されており、補助器具の3Dプリントデータは日本からでもダウンロードできるが、ThisAblesプロジェクト自体はイスラエルのみで行われている。

ThisAblesというネーミングには、「Disable」(できなくさせる)を「This-Able」(これ、できる)に変えるというメッセージが込められているようにも思われる。ThisAblesが日本でも展開されることを期待したい。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 厚さはたったの11mm——世界最薄とうたうRaspberry Pi Zero搭載「ラジカセ」
  2. 1年半で国産ドローンを量産——金沢発、群制御に特化したドローンショー用機体「unika」を生んだスタートアップの歩みと未来
  3. 特集はMicroPython——CQ出版、「Interface 2023年3月号」発売
  4. ラズパイで動くレトロな超小型デスクトップPCを自作
  5. ラズパイでフライトトラッカーを作ってみよう——Flightrader24を利用して航空機を追跡
  6. 1200万画素の「Raspberry Pi カメラモジュール V3」、国内で販売開始
  7. C言語でPICマイコンを使う——技術評論社、「改訂新版 8ピンPICマイコンの使い方がよくわかる本」発刊
  8. ネオンを編む!? サイバーパンクな編み物で、輝くニット帽を作ってみた
  9. 第1回 ラズパイってなんですか
  10. ハッキング手法を試行してプログラミング学習——ラズパイマイコン搭載USBデバイス「HackyPi」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る