ホビー向け3軸CNCルーター組み立てキット「LongMill」
2019/04/08 13:00
ホビー向け3軸CNCルーター組み立てキット「LongMill」がKickstarterに登場し、キャンペーン開始からわずか16時間で目標額を達成するほど人気を集めている。
LongMillは、木材、プラスチック、アルミニウム、真ちゅうなどを加工できる3軸CNCルーターのキット。レールはアルミニウム製、ガントリーは4分の1インチ(約6mm)のスチール製で丈夫かつ信頼性が高く、組み立ても容易だ。
LongMillのワークエリア(X-Y軸)は、12×12インチ(約305×305mm)、12×30インチ(約305×762mm)、30×30インチ(約762×762mm)の3つあり、注文時に選択する。Z軸は4インチ(約102mm)だ。
加工速度は毎分3000mm、加工精度は±0.1mmだ。電源は24V/10Aで、110V/220V対応電源アダプターが付属する。ルーターは必要に応じて交換でき、Makita RT0700/RT0701などが使える。なお、ルーターはキットには含まれていないので、注文時に追加するか自分で用意する必要がある。
LongMillはG-codeに対応しており、「Kiri:Moto」をはじめ一般的なCAMソフトウェアが使えるほか、クリエイター独自の「CAMLab」も用意されている。
LongMillの価格は、12×12インチのキットが1000カナダドル(約8万4000円)、12×30インチが1150カナダドル(約9万6000円)、30×30インチが1300カナダドル(約11万円)。出荷は2019年8月の予定で、日本への送料は120カナダドル(約9800円)だ。
LongMillは6万カナダドル(約500万円)を目標に、2019年4月26日までクラウドファンディングを実施する。2019年4月8日時点で、目標額の3倍以上にあたる約22万カナダドル(約1900万円)を集めている。