IoT/AI学習にも活用できる——ロボットプログラミング学習キット「ArtecRobo2.0」の先行販売を開始
2019/04/26 16:00
アーテックは、ロボットプログラミング学習キット「ArtecRobo2.0」の教育機関向け先行販売を開始した。
ArtecRoboは、縦/横/斜めのすべての方向に接続することができるブロックにより、二足歩行ロボットやクレーン自動車など、さまざまなオリジナルロボットを直感的に組み立てられるキットだ。
新バージョンとなる2.0は、ボード上に5×5フルカラーLEDマトリクスや、光/温度/加速度などの各種センサー(7種類)、ブザーなどを搭載。Scratch 3.0ベースのソフトウェアや、Pythonによるプログラミングにも対応し、IoTやAIなどの先端技術の学習にも活用できる。
Bluetooth(BLE4.2)、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)による無線機能も搭載しており、ロボット間での無線通信も可能だ。
対応OSはWindows(7/8.1/10)、Mac OS X(10.6以降)、iOS(11以降)、Android(5.0以降)、ChromeOS。iPadやAndroidタブレット、Chromebookで作成したプログラムの転送にも対応している。
デバイス間通信により、PC間でメッセージのやり取りをするチャットシステムや、センサーが反応したら離れた場所の警報機を鳴らす防犯システムなども構築できる。
一般向けの販売は2019年6月以降を予定している。2019年6月13日~16日に開催される「東京おもちゃショー」(一般公開日は2019年6月15/16日)にも出展予定だ。
取扱説明書やソフトウェアなどはWebサイトからダウンロードできる。