あらゆる機器をIoT化——JIG-SAW、IoT組み込みエンジン「neqtoエンジン」の提供開始
2019/05/20 14:00
JIG-SAWは、機器をIoT化するIoT組み込みエンジン「neqtoエンジン」のライセンス提供を開始した。
neqtoエンジン提供により、インターネットと通信できていない機器のIoT化に加え、ユーザー保有のクラウド環境からエッジ機器端末に対する「リアルタイムコントロール機能」として、I/O、PWM(パルス幅変調)、シリアル通信インターフェースを使用した遠隔制御機能を機器内に搭載可能だ。機器開発時の組み込み/内蔵だけでなく、既存機器への追加にも対応する。
同社は機器IoT化の利用例として、大型商業で利用される空調設備や照明機器の制御による自動設備管理や、業務用機器内蔵ポンプやタンクなどの液体残量の自動残量検知、各種物流業におけるトラッキング及びモニタリングによる品質管理業務、さらには各種レンタル建機/機器における稼働/利用状況把握による調達最適化などを挙げている。
さらに今後、neqtoエンジンの搭載を進めるために、パートナーシップの強化を各種事業者と連携/展開していく。
neqtoエンジンの提供方法については、評価用のエンジニアリングサンプル(neqto Moduleまたはneqto Bridge)を用意し、フォームより依頼することでIoT化開発の仕組みとサービスを評価できる仕組みだ。