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3サイズで各種素材に対応——レーザー刻印機やCNC彫刻機にもなる3Dプリンター「Snapmaker 2.0」

レーザー刻印/裁断機やCNC彫刻機にもなる1台3役のFFF方式3Dプリンター「Snapmaker 2.0」がKickstarterに登場した。開始1分以内で目標額を達成し、わずか7分で100万ドルを突破するほどの人気を集めている。

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Snapmaker 2.0は、2017年3月にKickstarterに登場し、わずか5分で目標額を達成した「Snapmaker」の後継機。今回はレーザー出力やスピンドル速度などの性能を向上させると共に、本体とワークエリアを拡大。サイズの異なる3機種「A150」「A250」「A350」を用意した。

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3Dプリントモジュールには、内蔵センサーによるオートレベリング機能を搭載。また、柔らかいプラットフォームを採用し、初心者でも取り扱いが容易だ。停電復帰機能、フィラメント切れの通知機能も搭載する。積層ピッチは50~300μm、ヘッド温度は275℃、ヒーテッドベッドはモデルにより80~110℃までとなっている。フィラメントはPLA、ABS、TPU、木材混合PLAなどに対応している。

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レーザーモジュールにはカメラを内蔵しており、デザインのプレビューもできる。クラス4レーザーの出力は1.6Wで、波長は450nm。木材、布、皮革、プラスチックのほか、クッキーやココナッツにも刻印できる。

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CNCモジュールのスピンドル回転数は6000~1万2000RPM。ビット径は0.5~6.35mmに対応。木材、PCB、アクリル、カーボンファイバーシートなどに彫刻を施すことができる。

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本体サイズは、A150が470×380×390mm、A250が600×510×490mm、A350が700×660×580mm。3Dプリントの最大造形サイズは、A150が160×160×145mm、A250が230×250×235mm、A350が320×350×330mm。CNC彫刻の場合は、これより高さが低くなる。付属のモバイルタッチスクリーンは、従来の3.2インチから5インチに拡大した。

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今後、ライト、非常停止ボタンなどのカスタマイズ部品のほかに、ロータリーモジュール、高出力レーザーモジュール、700Wスピンドルモジュール、長尺リニアモジュールの販売も計画している。

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特別価格はA150が719ドル(約7万9000円)、A250が899ドル(約9万9000円)、A350が1079ドル(約11万8000円)。出荷はA150が2020年1月からの予定。日本への送料は別途必要だ。

Snapmaker 2.0は、2019年6月6日までクラウドファンディングを実施中。5月21日時点で、10万ドル(約1100万円)の目標額を大きく上回る約476万ドル(約5億3200万円)を集めている。

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