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ソナス、省電力マルチホップ無線「UNISONet」にサブギガ対応版2タイプ提供開始

東大発無線ベンチャーのソナスは、IoT向けマルチホップ型省電力無線通信規格「UNISONet」のサブギガ(920MHz帯)対応版として、「UN Leap」と「UN Metro」の2タイプを2019年6月20日にサンプル提供を開始する。

UNISONetは、「同時送信フラッディング」という技術を用いて同社が独自開発した、安定性や省電力性、双方向低遅延、時刻同期などの特性を持つ無線通信規格だ。従来は2.4GHz帯で提供してきたが、920MHz帯を使用することで、通信距離が長く他の無線の干渉を受けにくい同帯域の特徴を生かしたサービスを提供する。

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通信速度等の性能を重視し、干渉する電波が少なく直進距離が長い920MHz帯の特性を生かして通信エリアを拡大できる「UN Leap」と、通信距離を重視し、少ない中継ノードで広域ネットワークの構築が可能な「UN Metro」の2タイプを用意する。

1ホップ距離はUN Leapが2kmまで、UN Metroが5kmまでで、スループットはUN Leapが毎秒2KB、UN Metroは検証中だ。時刻同期精度はいずれも100μ秒だ。

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