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一人ひとりの足にあったインソールを——AIと3Dプリンターを使ったオーダーメイドインソール「HOCO」

AIによる写真解析と3Dプリンターによって、低コストでカスタムオーダーできるインソール「HOCO」が、クラウドファンディングサービス「READYFOR」で資金を募っている。

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HOCOは、自宅や病院で足の写真を撮るだけで、AIによる写真解析と3Dプリンターを利用することで、硬く機能性のあるオーダーメイドインソールを提供するサービス。開発元は、予防医療で痛みのない社会をつくることを目指すジャパンヘルスケアだ。

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機能的なオーダーメイドインソールは、足のゆがみを補正することから、足トラブルの予防にも効果的と言われている。足も一人ひとり異なることから、インソールは骨格を矯正できる硬い素材を使ってオーダーメイドで作るのが効果的とされているが、現在医療用の硬いインソールを処方できる医療機関は少ない。

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一般的な制作費用は4~5万円とのことだが、HOCOでは、ユーザーがスマートフォンで足の写真を撮るだけで、AIが写真を解析して、3Dプリンターを使って型となるシェルを造形、その上にドイツ製のクッションと日本製の和紙でできたトップカバーを貼るため、硬く機能性のあるカスタムインソールが、製作費1万円程度で実現できるという。

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プロジェクトの目標金額は300万円に設定されており、募集期間は2019年7月22日~9月20日。インソールのプロトタイプを製作する資金と、初期製作のインソールを着用するユーザー200人を募集する。

支援額1万9800円でオーダーメイドインソール1足、「あしのこと」BOOK、お礼のメール、支援額9800円で医師によるLINE診断チケットとお礼のメールなどのリターンが用意されている。

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