同製品は組み込みのコントローラーを内蔵しており、グラフィックオブジェクトのレンダリングや、さまざまなフォントでのテキスト表示に加え、事前に記録されたアニメーションシーケンスを再生できるのが特徴だ。ドライバーを必要としないため、Raspberry PiやMK802などのミニPCで駆動される組み込みアプリケーションのコントロールパネルとして利用できる。

デバイスには、GIF画像やフォントファイル、アニメーションシーケンスおよび6つのアナログ入力（ポテンショメーター、ボタン、ノブ、フォトダイオードの読み取り用）を保存するフラッシュベースのファイルシステムが含まれる。

オプション製品を利用すると、イーサネットネットワークオプションやWireless-gオプション、GSMオプションなどと連動可能だ。

表示領域は57×29.5mm。解像度は128×64ピクセルで、micro-B対応のUSBコネクターを備えている。寸法は58×66mm、重量は23gだ。

Windows、Linux（Intel＋ARM）、macOS、Androidをサポートする。

API／SDK／ライブラリはC++、Objective-C、C＃、VB、NET、Delphi、Python、Java／Android（USB＋TCP）、Javascript、Node.js、PHP、Java（TCPのみ）にそれぞれ対応。このうちTCPのみのライブラリは、モジュールに対してネットワークモジュールを拡張可能だ。