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ビットコインレートをニキシー管に表示——Raspberry Pi Zero Wを使ったデジタルカウンター「BitNix」

ニキシー管デジタルカウンター「BitNix」がKickstarterに登場し、出資を募っている。「ニキシー管をもっと自由に・身近に」をコンセプトに開発された、東京発のプロジェクトだ。

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BitNixは、レトロで温かみのあるニキシー管を利用したマルチ表示デバイスで、時計/ランダム/ビットコインの3つの表示モードを搭載する。

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表示モードは、「モード選択ボタン」を押して切り替える。時計モードは、現在の時(24時間表記)/分/秒を表示。ランダムモードは0から10までの数字をランダムに表示し、10秒ごとに更新する。ビットコインモードは、BTC-JPY/FXのリアルタイム価格を表示する。

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データ取得と制御にRaspberry Pi Zero Wを使用、ネットワーク上から時刻やビットコインの情報を取得している。ニキシー管にはIN-12Bを使用し、Arduinoを使ってダイナミック点灯で駆動。回路はフォトカプラで絶縁されている。

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Raspberry PiとArduino共に、プログラムはオープンソースとして公開されており、本体のUSB端子と接続すれば書き換えが可能。任意のデータを表示させたり、オリジナルの切り替えエフェクトを表示したりできる。また、パソコンから直接データを送信して表示させることも可能だ。

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本体のサイズはW260×D70×H72mmで、重さは490g(電源アダプターは別)。ケーブル接続による複数台の連結にも対応し、Raspberry Piやパソコンから最大4台のBitNixを個別に操ることができる。

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BitNix組み立てキットの価格は4万円で、組み立てにはリード部品/表面実装部品のはんだ付け、200Vコンバータの校正が必要。BitNix完成品の価格は5万円で、どちらも初回にWi-Fiの設定をする必要がある。2020年3月の出荷を予定しており、国内の送料は組み立てキットが2000円、完成品が1500円だ。

BitNixは、2019年10月4日までクラウドファンディングを実施中。9月26日時点で、20万円の目標額をに対して約5万円を集めている。

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