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段ボールで作るドラムマシン——MIDIコントローラーキット「Beatbox」

段ボール製の筐体を使うMIDIコントローラーキット「Beatbox」がKickstarterに登場し、人気を集めている。クラウドファンド開始後、わずか11時間で目標額の調達に成功している。

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Beatboxは、はんだ付け不要で組み立てられ、スマホアプリと繋げるだけで場所を選ばず演奏できる、初心者向けドラムマシンキットだ。

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筐体は段ボール製で、15Wのデュアルスピーカー、充電式3000mAhバッテリーを内蔵する。ドラムパフォーマンス用ボタン16個は、即応性が高いアーケードゲーム用ボタンを使用。他にも、ファンクション用ボタン8個、パラメーター調整用ノブ4個、多目的ジョイスティック、キャリーハンドルなどを搭載する。

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DAWと互換性があるが、iOS/Android対応の専用モバイルアプリがあれば場所を選ばす演奏できる。アプリには充実したサウンドライブラリーがプリロードされており、ローカル/クラウドストレージからサンプルをアップロードし、編集や録音、再生などができる充実した機能を備える。

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各演奏用ボタンにはノート、ビート、サンプルをマッピングでき、さらに曲にハイハット、キック、スネアを被せたり、完全なオリジナルメロディの作曲をしたりできる。またアプリには、演奏方法を学べるチュートリアルも搭載予定だ。

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本体サイズはL356×W254×H127mmで、重さは1.8kg。本体は3つのデザインから選べ、アプリのライセンス、USB TypeA/Bケーブル、専用チャージャーが付属する。

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Beatboxは、今なら数量限定の早割価格119ドル(約1万2800円)で入手できる。2020年3月の出荷を予定しており、日本への送料は35ドル(約3800円)だ。2019年10月8日までクラウドファンディングを実施中で、9月27日時点で、5万ドル(約536万円)の目標額を上回る約13万2000ドル(約1420万円)を集めている。

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