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ABSフィラメントに対応——XYZプリンティングジャパン、プロフェッショナル向けFFF方式3Dプリンター「ダヴィンチ Jr.Pro X+」発売

XYZプリンティングジャパンは、小型フルカバータイプのFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンター「ダヴィンチ Jr.Pro X+」を発売した。

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ダヴィンチ Jr.Pro X+は、本体サイズが420×430×380mmとコンパクトながら、最大造形サイズを175×175×175mmと、他の「ダヴィンチJr.シリーズ」よりも体積比で約158%大型化している。

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また、40~80度に加熱できるヒートベッドを採用したことで、ABSフィラメントに対応した。加えてオープンフィラメント仕様とし、他社製フィラメントも使用できる。

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エクストルーダーには冷却ファンを2つ搭載し、効率的な冷却でプリント精度を向上させた。オプションの高硬度エクストルーダーを装着すれば、金属などを含有する「メタリックPLA」や「カーボンPLA」を利用した造形も可能だ。

オプションとして「レーザーモジュール」も用意されており、革や木材、厚紙、プラスチックなどへのレーザー刻印が可能になる。

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積層ピッチは20~400μm、最大印刷速度は毎秒160mm、対応印刷材料はABS、PLA、タフPLA、PETG、抗菌性PLAで、高硬度エクストルーダーを装着すればメタリックPLA、カーボンPLAにも対応する。レーザー刻印可能範囲は170×160mm (レーザーモジュールが必要)だ。

対応OSはMicrosoft Windows 8以上(64ビット)またはMac OSX 10.12以上で、対応ファイル形式はSTL、OBJ、AMF、PLY、3W、IGS、STPだ。

価格は8万9800円(税別)となる。

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