新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ARゴーグルを使ったホログラフィックゲームシステム「Tilt Five」

ホログラム技術を利用したARボードゲームシステム「Tilt Five」がKickstarterに登場し、出品後17時間で目標額を達成する人気を集めている。

photo

Tilt Fiveは、ゴーグル型のARグラスに内蔵したプロジェクターが、卓上のゲーム盤にホログラム投影する。ARゴーグルは視野角110°、重量85gで、ゲームボードやプレイヤーの顔を見ながらプレイできる。コントローラーは、魔法使いの杖のように使えるユニークなデザインだ。

photo

使い方は、ゲーム盤を広げ、スマートフォンやタブレット、PCに接続し、ARグラスをかけるだけだ。1人でも複数人でも遊べるほか、インターネットを介したリモートプレーヤーにも対応する。

photo

ARグラスには、720p HDプロジェクターのほかに、コンピュータービジョンカメラ、慣性センサーなどを内蔵し、重さは85g。レンズの視野角は110°を確保し、ゲーム盤全体を見渡せる。表示距離は10cm~2mで、ゲーム盤に近づいても椅子に寄りかかったままでも、焦点が合うようになっている。

photo

Tilt Five LEキットは、白黒表示のゴーグル、コントローラー、80×80cmのゲーム盤、入門用ゲームなどがセットになっている。XEキットはフルカラーで、最大107×107cmのゲーム盤に対応し、スタンドが付属する。また、オリジナルゲームが作成できるSDKへのアクセスも用意されている。ゲーム盤は、追加購入も可能だ。

photo

LEキットの価格は299ドル(約3万2000円)。XEキットの価格は359ドル(約3万8600円)。出荷は2020年6~7月の予定で、日本への送料は無料だ。

Tilt Fiveは、2019年10月29日までクラウドファンディングを実施中。10月17日時点で、45万ドル(約4840万円)の目標額を上回る約134万ドル(約1億4600万円)を集めている。

photo

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る