無線通信機能とGroveシステムを標準搭載——スイッチサイエンス、開発ボード「ESPr Branch 32」を発売
2019/10/28 14:30
スイッチサイエンスは、「ESPr Branch 32」の販売を同社Webショップにて開始した。
同ボードは無線通信機能（Wi-Fi、Bluetooth）と、挿すだけでさまざまなモジュールが使用可能になるGroveシステムを標準搭載しており、IoTプロトタイピングが手軽に実施できる開発ボードだ。
6個のGROVEコネクターを搭載（デジタル入出力×2、アナログ入力×1、I2Cコネクター×3）。専用ケーブルで接続するため、はんだ付けや電子回路の組み込みは不要だ。
基板（表）
また、Groveの各種モジュールを追加することで、さまざまなセンサーを接続して、環境情報を取得する、モーターを動かす、LEDを光らせる、スピーカーから音を出すといった機能拡張が可能だ。
基板（裏）
無線通信モジュール（ESP-WROOM-32）を搭載。Wi-Fi経由でクラウドに情報を送信でき、スマートフォンを含むBluetooth搭載機器と通信可能だ。Arduino IDE環境での開発も可能なほか、USBケーブルでパソコンに接続し、プログラムを書き込める。
価格は2970円（税込）だ。
