ロボットカーでIoT開発を学ぶ——Scratchでプログラムできるロボットカーキット「sLab-Car」
2019/10/30 14:00
SOCINNOは、Wi-Fi対応スマートロボットカーキット「sLab-Car(エスラボ・カー)」を発売した。
sLab-Carは、本体に超音波センサーやカメラを備えたスマートロボットキットだ。初心者向けにGUIを用いたプログラミングができる「Scratch3」や、より高度な制御ができる「Arduino IDE」を利用したプログラミングを、実際にロボットを動かしながら学ぶことができる。
Wi-Fi経由でプログラムをロボット本体に配信して動かしたり、Webブラウザやアプリなどから直接コントロールしたりすることもできる。通信にはhttpやWebSocketなどを用い、それらの実装方法も同時に学習できる。また、IPアドレスなどの各種設定を行いながらそれらの仕組みも理解できるようになる。
搭載する超音波センサーやカメラの仕組み、利用方法など、電子工作につながるノウハウも身に付けることができる。部品の組み立てや配線は実装画像やFritzing回路図などを使って解説し、Arduino IDEなどのインストールや設定方法なども詳しく説明されているので、初学者でも安心だ。
価格は、カメラと赤外線センサーが付属する「標準モデル」を6300円で、付属しない「最小モデル」を5400円(いずれも税別)で、AmazonやYahooショッピングから購入可能だ。