obnizは、HTMLやCSS、JavaScriptなどのWeb技術を使って、センサーやモーターなどの電子部品を制御できる専用クラウドに対応したIoTコントロールボードだ。使用したいモーターやセンサーをつなぎWi-Fiに接続し、本体ディスプレイに表示されるQRコードをスマートフォンでスキャンするとプログラムページが開いてプログラミングできる。

本書は、HTMLなどのWeb技術は有するが、電子部品制御の知識があまりない読者を対象としている。obnizの概要から基本的な使い方、エディターなどの具体的な使用方法、キットを使ったロボットなどの作成などの基本的な事項から、さまざまなセンサー類やIoT機器との接続方法、実際のIoTデバイス製作などの実践的な内容まで幅広く解説する。

著者は古籏一浩氏。B5変型判320ページで、定価は2600円（税別）だ。