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ロボットに優しさ/繊細さを——ネクスティエレクトロニクスとNSD、「リアルハプティクス」を提供開始

ネクスティエレクトロニクスとネクスティシステムデザイン(NSD)は、「リアルハプティクス」を搭載したモジュールの研究開発、技術支援および会員企業への提供を開始した。

ネクスティエレクトロニクスは、2019年5月に慶應義塾大学ハプティクス研究センターが主催する「リアルハプティクス技術協議会」の会員になった。これにより、同社とその子会社にあたるNSDは、同学校法人が所有する知財技術であるリアルハプティクス、および同技術を搭載したモジュールの研究開発、技術支援および同協議会の会員企業への提供が可能になった。

リアルハプティクスを用いると、従来困難であった「モノの硬さ、柔らかさや弾力性を遠隔地でも感じる」ことや、「やわらかい/繊細なモノをやさしく掴む」ことが可能だ。また、力センサーを使用しないため、安価にシステムを構築できることも強みだ。

力感覚をデータ化し、力触覚を遠隔地に伝送すること、また繊細な力加減の制御が可能で、かつ位置制御と力制御を合成した最適な動作を実現できる。これにより、優しさ/器用さ/繊細さをロボットに宿すことが可能だ。 なお、同技術を搭載したデモ機は2019年8月に完成し、同年9月から紹介を開始している。

リアルハプティクスにより、作業者と対象物が遠くに離れていても力触覚を感じられるため、過酷な環境の中で力触覚を必要とする作業ができる。

匠の熟練の業を読み解き、暗黙知を形式知に昇華するため、非熟練者に匠の技を伝承することも可能となる。また、力触覚データを増幅して使えば、強力かつ迅速に作業が可能なため、小さな力で大きな力をコンロトールする作業ができる。

さらに、各動作をライブラリー化し、対象物にインストールすることで、必要な動作を必要な時に再現することも可能だ。

1軸ロボット
3軸ロボット

同社は1軸/3軸のロボットを想定したデモ機を開発済みだ。 1軸ロボットは、1軸モーターで2本の指を同時に動かして対象物を掴める。また、3軸ロボットは、3本指それぞれ独立した3つの関節を持つロボットアームを搭載しており、3本の指を個別に動かして対象物を掴める。

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