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デロイト トーマツ、オープンイノベーションプラットフォーム「six brain」を提供——スタートアップと大手企業の協業を支援

デロイト トーマツ ベンチャーサポート(DTVS)は、SaaS型オープンイノベーションプラットフォーム「six brain」を開発、第1弾としてプラットフォーム上でスタートアップと大手企業を最短1分間で結びつける協業支援サービスの提供を開始することを発表した。

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同社によると、近年スタートアップと大手企業とのオープンイノベーションが活発に行われ、その推進のためのアクセラレーションプログラムも盛んに実施されている。しかし、これらは大手企業がスタートアップに対して新規性の高いアイデアを出させるためのビジネスコンテストになりがちで、スタートアップに対する負担が大きいなどの批評が高まっている。このような背景から、効率的かつ高精度でマッチングを行う場の提供が求められていたという。

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six brainは、DTVSがこれまで数多く実施してきたスタートアップと大手企業の事業提携を目的としたイベントによって収集した1500件以上の協業情報および知見を活用して開発された。スタートアップと大手企業が自社の情報を入力するだけで、大手企業が最適なスタートアップの情報と、どのように協業すればよいのかのリコメンドを受けることができる。

AIによって大手企業の課題とスタートアップのビジネスモデルや業界、商材などの情報との相関関係を、DTVSが所有する過去の協業データに基づいて分析。協業案を自動作成する。これにより大手企業は従来自社ネットワークではアプローチできなかったスタートアップに対しても協業のオファーができるようになるとしている。

その他、同社のコミュニケーションマネージャーが、担当者同士の相性や予算、意思決定フローなどを元にして確度の高い案件を絞り込めるようにサポートしたり、ダッシュボード上で協業案件の進捗度合いを可視化する機能も提供する。

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