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GPU搭載の大型ローバー——ヴイストン、大型二輪駆動台車ロボット「JetBot Mega」発売

ヴイストンは、NVIDIAのワンボードマイコン「Jetson Nano」を搭載した大型二輪駆動の台車ロボット「JetBot Mega」を発売する。

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JetBot Megaは、可搬重量約40kgの同社の研究開発用台車ロボット「メガローバー」の筐体をベースとし、NVIDIAが提唱するJetBotプロジェクトを応用した二輪駆動の台車ロボットだ。搭載するJetson Nanoの強力なGPUによる演算能力を生かして、ディープラーニングによる物体認識などを学習したり実装したりすることができる。また、Webブラウザベースのプログラム環境であるJupyter Notebookや公式のサンプルソースなども利用できる。

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大型の筐体を持つ同ロボットの最高速度は秒速1.4m。各輪の独立制御によって前後左右方向のいずれにもスムーズに移動が可能だ。さらに静粛性や耐久性にも優れる。バッテリーの稼働時間は無負荷状態で約30時間。また、ゲームパッド型無線コントローラーを使った無線操縦もできる。

本体材質はアルミニウムで、サイズは396×353×166mm。40WのDCモーターを2基搭載し、タイヤの直径は152mmだ。本体の他に充電器と無線操縦セットが付属し、有料オプションで周囲の障害物などを検知する「レーザレンジファインダー」が用意されている。

価格は本体がオープン価格で、レーザレンジファインダーが10万円(税別)だ。

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