サイバーマトリックス、脆弱性診断サービスにIoTデバイスに特化したサービスを追加
2019/12/27 15:00
サイバーマトリックスは、自社の脆弱性診断サービスに、IoTデバイスに特化したサービスを追加した。
同サービスはIoTデバイスのハードウェアやファームウェアに加え、IoT内で稼働するWebサービスやネットワーク上の脆弱性を検査し、適切な対策が取れるよう支援する。
サービス内容に応じてベーシック/ビジネスの2種類をラインアップ。ベーシックはツールで診断を実施し、専門家により診断結果を精査する。一方、ビジネスはツールだけでは診断が難しい箇所を手動で検査し、検査の網羅性を広げ潜在的な脆弱性を目的とする。
価格はベーシックが60万円から、ビジネスは100万円からとなる。IoTデバイス内で提供している、データ入出力が伴う機能数によって価格が変動する仕組みだ。
診断日数はビジネスが8日~、ベーシックが5日~となり、ビジネスには報告書の説明会や脆弱性に対するコンサルティング、脆弱性箇所の再検査などのオプションサービスも用意している。
主な診断項目は以下の通りだ。
- パスワード/複雑さ、ハードコードの有無
- ネットワークサービス/不要なサービスの確認
- アップデート/ファームウェアのアップデート方法
- ソフトウェアのバージョン/脆弱性の有無
- データ転送/暗号化
- デフォルト設定/設定不備、未設定項目
- Webアプリケーション/管理コンソール
- ファームウェアの抽出/電子基板(ICチップ)、ネットワークからのファームウェア抽出
- コンソール画面/デバッグ情報の漏洩確認