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ものづくり現場のQCDを支える治具の設計ノウハウを解説——日刊工業新聞社、「はじめての治具設計」発刊

日刊工業新聞社は、治具の設計を「メカ設計」と「作業設計」の2つの視点から解説した「はじめての治具設計」を2019年12月28日に発売する。

同書は、治具を初めて設計する初心者や、基礎を改めてしっかりと学びたい人向けの治具設計の解説書だ。

専門用語をできるだけ避け、工学知識がなくても理解できるようにしたり、イメージしやすいようにできるだけ図表を用いて説明していることが特徴だ。また、実務上必要がない力学の計算式を省略したり、市販品のおよその価格を記載したりするなどの工夫も施されている。

治具の設計に必要なメカ設計および作業設計の視点から、治具の狙いやものづくりの自動化レベルについてや、治具の基本要素である「位置決め」と「固定」の具体的な方法について解説する。また、作業段取りを向上させるための視点や、治具設計を進める上でのコツや標準化についても解説する。

著者は西村仁氏。A5判176ページで価格は2420円(税込)だ。

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