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ロボットがコーヒーを入れるカフェバーがオープン——空港でのコーヒー待ち問題の解消へ

Photo: Business Wire

人間ではなく、ロボットのバリスタがおいしいコーヒーをほぼ待ち時間なしで入れてくれるカフェバー「Cafe X」が、2019年12月3日、アメリカのカリフォルニア州に位置するサンノゼ国際空港にオープンした。

サンノゼ国際空港は、年間1500万人以上もの旅客が利用する非常に忙しい空港だ。ピーク時の発着便総数は450便にも上る。そのため、この空港でコーヒーを注文するとなれば長時間待たされるのが常だ。

この問題を解決するために導入されたのが、ロボットアームのバリスタだ。Cafe Xのロボットバリスタは、数分以内に10件以上の注文をミスなく同時にこなすことができる。

Cafe Xの創業者兼CEOであるHenry Hu氏は、「数年前、空港でコーヒーを注文した時、30分以上も待たされた。その時にロボットがコーヒーを入れるというアイデアを思いついたのさ」と語る。

Cafe Xは、2017年からプロトタイプのロボット3台を使ってサンフランシスコで試験運用を行なっており、これまでに何十万もの人にコーヒーを提供してきた実績がある。

Cafe Xでは、地元カリフォルニアの豆を使ったローストコーヒーのほか、オーツ(麦)ミルクやオーガニックミルクを使った抹茶ラテなども提供されるという。

fabcross for エンジニアより転載)

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