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どこでも演奏できる手のひらサイズの電子楽器「Orba」——Kickstarterで1億円超えの支援を集める

シンセサイザー、ルーパー、MIDIコントローラーをひとつにした、手のひらサイズの電子楽器「Orba」がKickstarterに登場し、目標額を大きく上回る人気を集めている。

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Orbaは、軽く触れるだけで様々な音が鳴らせる携帯型の電子楽器だ。楽器の経験がない人でも、どこでも楽しく音楽を演奏できる。

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グループフルーツを横に切ったような形で、上面の8つの高感度タッチパッドとセンターのメニューボタンに、様々な機能が割り当てられている。マルチカラーLED、3.5㎜ヘッドフォン端子やスピーカーも内蔵し、USB充電式バッテリーで動作する。

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本体に加速度計とジャイロスコープを内蔵しており、パッドを押したりなでたり、本体を傾けたり振ったりと、10種類の音の出し方が可能だ。ルーパー機能で、ドラム、ベース、コード、リードパートを重ねていけば、ひとりでもバンドのような演奏ができる。

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ビルトインされたシンセサイザーですぐに演奏できるほか、専用アプリを利用すれば、作った曲の保存や編集、SNS上でシェアもできる。アプリは、Mac、Windows、iOS、Androidに対応。音楽作成ソフトにエクスポートすれば、一段上の作曲ができる。また、BluetoothまたはUSB-C経由でMIDI出力できる。MIDIアプリやMIDI対応DAWとも互換性があり、Orbaをマウス代わりに使うことも可能だ。

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特別価格は89ドル(約9700円)。出荷は2020年4月の予定で、日本への送料は18ドル(約2000円)だ。

Orbaは、2020年1月13日までクラウドファンディングを実施中。1月9日時点で、5万ドル(約547万円)の目標額を大幅に上回る約111万ドル(約1億2000万円)を集めている。

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