赤ちゃんの危険な行動にアラート——親に代わってモニタリングしてくれる「Cubo AI」 #CES2020
2020/01/10 15:30
両親が目を離している間、代わりに赤ちゃんや幼児をモニタリングし、危険な行動を取ったときにはアプリ経由で警告してくれる「Cubo AI」がCES 2020で披露された。
Cubo AIは、小児科医と共同で開発されたAI搭載モニタリング装置だ。対象年齢は0〜3歳。赤ちゃんが寝返りを打つなどして鼻や口が何らかの形でふさがれた場合、アプリ経由でリアルタイムに警告してくれる。
赤ちゃんや幼児が危険なエリアに入ったときも警告してくれる。この機能は、赤ちゃんがベビーベッドを乗り越えようとしたり、幼児がキッチンなどあらかじめアプリ上で危険な場所として設定しておいたエリアに入ったりすると作動する。
また、赤ちゃんが何らかの理由で泣いたりした場合も検出できる。Cubo AIは、常時、電源に接続して使うためバッテリー切れを心配する必要がなく、安心してCubo AIに子供を委ねられる。
Cubo AIが備えているのは警告機能だけではない。赤ちゃんが笑ったり、泣いたり、大きな挙動を取ったりしたとき、自動的にスナップ写真を撮影する機能も備えている。そのため、初めて頭を上げたり立ち上がろうとしたりした瞬間を逃すことなく撮影できるとしている。